京都府農福連携と小浜市食文化館報告

2018年4月19日 14時14分 | カテゴリー: 活動報告

日時2018年4月16日~17日
1日目、京都府健康福祉部障害者支援課「京都式農福連携構築事業」について
なぜ農業との連携かという事では、もともと地域の事業所でマルシェなど障がいの特性に応じた就労支援の場として農業に関わり、農産物の加工品の販売なども行ってきたが、農業は作業の切り分けが可能なことから取り組んでいる。この切りわけは事業所が行う一方で農家からは人手として貸してほしいとの要望もあるので人を分けていく作業もあるtとの説明がありました。
そして、京都府は細長く地域特性もあり、朝市や直売所が多く若い就農者が多い南部、都市部に近くハウスやブランド産品の生産割合が高い中部、大規模な水田や農園が広がる一臂う人口減少が著しい北部その特徴を生かした農福連携が広がっている。地産地消を進める一方で共生社会をめざすのが特徴で、ノウフクマルシェとして各地で年間7回開催し、今年度も同様の予定。工賃としては17000円前後でもう少し上がると障がい者の生活基盤が安定するのでは思う。障がいの種類は知的障がいが多いが、他の障がい区分にも広げていきたいとのことでした。
川崎市は都市型農地が多く農福連携も一部始めていますが、取り組みはこれからというところです。京都府の事例を参考に地域の皆さんとも連携して提案をしていきます。

2日目 小浜市食のまちづくり条例について
翌17日は福井県小浜市に移動し、3月に宮前農フォーラムの講演で元館長の高島さんのお話にあった小浜市食文化館に行きました。リアス式海岸に面し、周辺は原発立地のまちです。余談ながら若狭湾エネルギー研究センター、オフサイトセンターもある敦賀原子力防災センターなどの建物が点在していました。
さて、小浜市で食のまちづくり条例が出来たのは2000年8月もともと農業改良普及員だった前市長が、小浜にあり地域に根づいているものは食ということから提案されたそうで、食を中心においた自治基本条例のようなものとのことでした。市制70年、人口3万人の小浜市は古くから京都に続く鯖街道など食の交流が盛んなまち、このいわゆる昔の村が12の地区になり1地区1小学校1公民館で公民館には職員も配置、食文化館と連携した活動をしているそうです。小学生は義務食育の一環から食文化館で食を学び、キッズキッチンでは幼児からよく切れる包丁で調理をするとのことでした。そして高齢になっても食を大事に特に男性への料理教室は丁寧に行われていました。
食は生きていくうえで重要な要素です。そこに焦点を置てた小浜市の事例は、川崎で実践してみたい事業がたくさんありました。多世代の食育に取り組んでいきます。