横浜市の就労訓練事業センターにうかがいました

2017年4月5日 11時02分 | カテゴリー: 活動報告

4月3日横浜STビルにある横浜市就労訓練事業センターに伺い現状や課題などをうかがいました。

運営主体であるNPO法人ユースポート横浜は、若者サポートステーションも運営しており、サポステのメニューとしてジョブトレなども行っていたそうです。中間的就労を支えるものとして中間支援機関の必要性を感じる中、生活困窮者自立支援法の制定もあり、学習会などを開催しながら研究し、横浜市に制度提案を行ってきた経過があります。

川崎市の生活困窮者自立支援の相談及び支援メニューは、だいJOBセンターに委託して行っていますが、横浜市の場合は各区役所の支援窓口で相談を受け、支援内容が決定すると支援メニューのひとつである就労準備訓練事業、就労訓練事業の利用決定となるそうです。どちらにしても相談者に寄り添った丁寧な聞き取りが必要で、就労訓練につなげても行きつ戻りつという場合も多く、成果を求められると厳しい現状がみえてきます。

生活困窮者自立支援法の対象に生活保護受給者は含まれないのですが、事例によっては一時的な受給があったほうが、生活が安定する場合もあり、その通りだと思いました。

さて、私が今回調査したかった認定訓練事業所は、横浜市は2017年3月現在32事業所あります。川崎はゼロで政令市では京都や熊本、新潟が並びます。川崎での苦戦の理由は非雇用型の場合の保険の制度がないことがあげられます。国では社会福祉法人やNPO向けに制度の準備を進めており、株式会社などに広がらない理由です。横浜の事業所での内訳は社会福祉法人が多く、介護系の株式会社や有限会社NPO法人でした。訓練内容では、介護補助、清掃補助が半数以上でした。認定を得たことで社会的説得力を得たので働きかけはしやすくなったそうです。今後に向けてマッチングや交通費など課題も見えました。

困難を抱える若者に寄り添って支援し、就労することで安定した生活を送れるように、これからも調査研究を続け、政策制度を提案します。