「介護者を孤立させない」

2017年3月27日 11時11分 | カテゴリー: 活動報告

 川崎市内で活動する事業者と市民によるマネジメントユニットでフォーラムを開催しました。普段は川崎の3地域でそれぞれに活動していますが、合同での開催です。

NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン、日本ケアラー連盟の牧野史子さんによる「介護者を孤立させない」地域にはどのような介護者支援やサービスが必要かとして講演と、8つのテーブルに分かれて模擬ケアラーズカフェを開催しました。

まずは介護保険改定による介護の社会化の後退は、より家族でより地域でと在宅介護を推奨しているが、介護保険制定時のモデルが変わっているのに制度が元のままできているのが大きな問題と指摘されました。

今や、嫁による介護は激減し、娘や息子による介護が3割を超え、ダブルケアーやシングルケアラー、ヤングケアラーなどケアの形は多様化し、深刻化しているとの報告がありました。神奈川ネットなどが11月に開催した介護の日フォーラムでもケアの現場の課題を共有したところです。日本ではケアラーへの支援は制度化されていませんが、先行例なども研究していきたいと思います。

孤立化するケアラーにとって、ふらっと行って話を聞いてもらえる、仲間と出会え、相談もできる場は必要と考え、ケアラーセンターケアラーズカフェを実践しその報告も聞きました。講演後のテーブルごとのディスカッションでは、カフェ風にそれぞれが経験してきた介護の経験を話しました。

地域では、家族介護のなかで夜起こされるのが一番つらいなどの話も聞きます。ちょっとした居場所をつくりケアラーズカフェを開催していくことは、2025超高齢社会、認知症社会に必要なことだと実感しました。