海へとつながる私たちの水

2016年11月5日 13時18分 | カテゴリー: 活動報告

IMG_1732正門10月27日(木)等々力緑地に隣接し多摩川のすぐ手前にあり、宮前区・多摩区の全域と高津区・中原区の一部の汚水処理をしている等々力水処理センターを見学しました。この地域は分流式ですので汚水のみが処理され多摩川へ東京湾へと流れ込みます。一方地域に降った雨は雨水管や側溝を通り河川へと流れます。管理棟の外観はこじんまりとしていますが、処理施設は道路を隔てた公園の地下にあり合わせて101250㎡の広大な敷地です。建設年度は1982年で処理地域は分流式です。193,000t/日の下水処理をしており、その能力は3分で学校のプール1杯分の処理をしているとのことでした。川崎市では北部は分流式で下水と雨水が分かれていますが、南部は現在合流改善事業が進んでいます。早期の整備が望まれます。IMG_1742
さて、等々力水処理センターに集められた汚水は、沈砂池→最初沈殿池→IMG_1748反応タンク→最終沈殿池→この1/3が高度処理されたのち4%が江川せせらぎ用水へ残りは2/3の処理水と合わせて多摩川に放流されています。最初沈殿池と最終沈殿池で集められた汚泥はパイプラインを通り、川崎区にあるスラッジセンターまで圧送し、処理されます。IMG_1757高度処理により処理水に含まれるリンと窒素を除去し最終的に流れ込む東京湾の富栄養化を防ぎます。東京湾沿岸の全都市が2024 年を目標に取り組んでいます。私たちが生活で使った水は最後は海へとつながります。自然に負担をかけない生活を呼びかけることも求められます。