宮城県沿岸のまちの復興を見てきました

2016年8月2日 11時06分 | カテゴリー: 活動報告

東日本大震災から5年と4ヶ月が経ちました。私は震災の翌年に南三陸と石巻を訪問、さらにその2年後に南三陸を訪問し、今回は3度目となります。南三陸は、かさ上げ工事の真っ最中でした。一部終了した地域には「さんさん商店街」などが移転するということですが、周辺はかさ上げ用の土砂が高く積み上げられている状況です。また、かさ上げしても今回の津波の高さより低いということから人が住む住宅用には使用できないとのことでした。そして多くの市民が仮設住宅を含めて復興住宅で暮らしています。高台は少なく、家を建てるのも簡単ではありません。
IMG_1546かさ上げ IMG_1545BRT交通手段は、気仙沼線の復旧が困難ということからBRTが生活の足になっていました。

気仙沼市でもまだ半数の方が仮設住宅で暮らしています。気仙沼市では、南三陸町を含めた震災直後からの記録を残して展示しています。写真や展示物で津波被害を実感として捉えることができました。歴史資料も展示されており、過去の被害が風俗画報としてありますが、まさに同じことが繰り返されているのだということが分かりました。被害を二度と繰り返さないようにと沿岸部には防潮堤の建設工事が進められていましたが、白い壁が続いていて海は見えません。気仙沼では震災当時石油コンビナートのタンクが流され火災が発生しました。川崎市にも臨海部では同様の危険があります。倒壊しないタンクの設置など学ぶ点は多くあります。
IMG_1551堤防

翌日は、石巻市に移動しました。石巻でも沿岸部の工業団地や北上川に沿った地域が被災しています。しかし街を歩いてみると商店も活気があり、復興のスピード感がありました。津波の高さや喪失家屋の状況で東北のそれぞれの街の復興の様子も異なりました。いつ起こるかわからない地震・災害に対しては、自助、共助、公助の視点で考えていきます。IMG_1555石巻情報館 IMG_1554津波避難路