分散型で電力を自治する

2016年3月6日 14時25分 | カテゴリー: 活動報告

平和と生活IMG_1151自治体で働く勤労者市民と生活者市民とが課題を共有し政策提案につなげる場として、川崎のブロックネットも参加して毎年平和と生活の集いを開催しています。今年度は、3月5日(土)川崎市総合自治会館で生活クラブエナジーの半澤彰浩さんによる「エネルギー問題の未来を考える − 子どもたちの未来のためにできること −」の学習会を行いました。
2011年3月11日東日本大震災からまもなく5年です。しかし福島第一原発事故は、未だ何の解決もしていません。にもかかわらず川内原発が再稼働、続いて再稼働したばかりの高浜原発4号機は、変圧器のトラブルで現在運転中止となっています。福島の事故で多くの市民は、原発によらない電力を求め、省エネと節電に取組み、再生可能エネルギーをもっと増やしていきたいと考えたのです。
半澤さんからは、自然エネルギーの普及の現状、電力システム改革と小売り自由化、生活クラブのチャレンジと大きく3つに分けて、それぞれの課題を中心にお話がありました。
日本の自然エネルギーの割合いは世界水準の1/2、エネルギーミックスでも再エネは22〜24%と原発火力を合わせて76%という見通しを示しています。原発が止まっていた間は火力、とりわけ石炭に頼っており、国連気候変動枠組条約(COP21)6月の作業部会で化石大賞を総なめにした不名誉な日本とのことでした。ちなみに12月のパリではデンマーク等4カ国が受賞。
さて、電力システム改革のもとにこの4月から電力の小売り自由化が始まります。3.11の問題は集中管理型の電力システムで、これを分散型に変えてくのがこの改革です。電力を消費者が選べる時代になります。とはいっても現在小売り所業者は電源を既存の電力会社に依るとこるが多いのも現状です。再生エネルギーを選択して省エネと節電で電気を自治できるしくみへと変えていきます。