川崎のまちづくりの現場から30年を振り返りそして未来に向けて

2015年7月18日 13時41分 | カテゴリー: 活動報告

 川崎地方自治研究センター設立30周年記念シンポジウムが2015年7月18日小杉のユニオンビルで行われ参加しました。

 4人のパネラーから活動のきっかけ、今の活動と課題についてそれぞれ語られました。川崎市民石けんプラントの理事長薄木かよ子さんからは、川崎に転居し鉄橋から泡立っている多摩川を見た事が、合成洗剤の追放運動に関わるきっかけであり、以来環境にやさしい廃食油再生石けんきなりっこを作っている。今はBDFなど新たな事業にも挑戦しているとの発言がありました。次に川崎の企業差別の運動から、桜本で在日韓国朝鮮人の子どもたちと接してきたふれあい館館長原千代子さんから1960年代からの歩みを通して運動の歴史が語られました。今はニューカマーが増えてきたが、結局雇用の問題、貧困の問題はなくならない。これからは定時制の学習支援など新しい事業をさらに広げていきたいと意欲を話されました。3人目は不登校の子供たちの居場所事業から今はフリースペースたまりばと川崎市子ども夢パーク フリースペースえんを管理運営している西野博之さんからこの活動のきっかけとなった二人の子どもとの出会いからのお話がありました。

 最後に法政大学の小島聡さんから、今日は地域で活動している皆さんから話があったが、こうした運動により社会が行政を変えてきたのではないか、縦割りの行政の仕組みを軽々と超えていく社会運動が必要とこれまでの川崎との関わりを通して提言がありました。

 コーディネーターの龍谷大学大矢野治さんから松下圭一さんの言葉として必要は地域にあるということを改めて考えたいとのコメントがあり、参加者それぞれ地域の中でさあどんな活動をしていこうかと思いを深めてのシンポジウムとなりました。